契約社員を嘘の退職理由で確実に辞める方法
契約社員は自由に退職できない?
契約社員というのは正社員と違い、期間の定めのある雇用です。つまり一定期間、勤務することを条件に雇われています。
正社員の場合、期間の定めのない雇用となりますので、法律に則って2週間以上前に退職の意思を伝えれば、いつでも退職をすることができます。
しかし、契約社員の場合は期間を定めて雇用されているため、正社員のようにいつでも退職できるわけではありません。
ただし、だからといって絶対に退職できないわけではありません。出勤してこない労働者を家から無理に引っ張って連れてくるなんてことができるわけではありませんしね。
それに会社としても、働く意思のない人に無理に働かせようとは思わないでしょう。
特に法律に定めのある場合としては、やむを得ない理由があったり、当事者間の合意があった場合は契約社員であっても期間の途中で退職することはできます。
やむを得ない理由がなくても、退職の意思を伝えて了承をもらえれば(会社の合意)、普通に会社を辞められるってことです。
ここでは、主に退職するにあたって、できるだけ穏便に辞めたい、嘘をついてでも確実に辞めたい人へ、現場で通用する嘘の退職理由というのをご紹介いたします。
即日退職できる嘘の理由
親が倒れたとか、家族が事故に遭ったなどの事情があれば、さすがに仕事どころではなくなるでしょう。親の面倒や事故に遭った家族のお見舞い・付き添いなどが必要なりますからね。
あくまで嘘だとバレなければのお話です。タイミングよくそのような事情が起こるとはあまり考えられませんが、「即日」退職するという条件であれば、こういった理由が妥当かなと思います。
現実的には、業務内容が合わなかった・思っていたのと違う仕事内容だった、力仕事で痛めていた腰を悪化させたなどが良いかもしれません。
また、求人募集に掲載されている募集要項と違った内容であれば、それを理由に退職してもよいでしょう。給料30万円と掲載されていたが、20万円だった(僕の体験談です)とか。
ここまで、大きくなくても時給で数十円違えば、後々大きな金額になります。交通費ありと書いてたのに、自己負担だった、事務職だと思っていたのに営業職だったとか。
勤務地が違うとかもそうですね。募集要項と違うというのは、契約義務違反にもなりうるものです。事情を話して、堂々と退職させてもらいましょう。
確実に退職できる嘘の理由
ここでは確実に退職できるであろう嘘の理由を紹介いたします。確実に退職できる・絶対にバレないという保証はありませんが、穏便に退職したい方におススメの嘘の退職理由です。
ただし、退職を申し出るタイミングや諸事情(独身か既婚か、子供や親がいるか)によって、信憑性も異なってくるので、ご自身の環境に照らし合わせて使ってみて下さい。
嘘の退職理由:体調不良
(タイミング:入社してから数日〜)
入社して間もない頃というのは、環境の変化で体調に不調をきたす可能性がもっとも高い時期です。
特に異業種から転職してきた人や勤務シフトが変わった人、年齢の離れている職場に来た人、同じ職種でも独自のルール・やり方に適応できない人などです。
また、新しく入社して来た人を快く迎えてくれない職場もあります。分かり易く体に異変が生じた場合もありますが、メンタルがやられる人もいます。
僕もそうでしたが、理不尽に怒鳴り散らす人、絶対自分のことを毛嫌いしていると感じる人、嫌味や余計なおせっかいなどをしてくる人。
新人なのに歓迎されているとは限りませんし、親切に仕事を教えてくれるとも限りません。
また、想像以上に職場のレベルが高くついていけない自分が悔しかったり、周りからの声が余計にプレッシャーになって、上手くいかなかったり・・・。
ささいなことでもストレスを感じ、だんだんと仕事に行くのが嫌になってしまう自分がいる・・・。
これはもう立派な精神的体調不良です。心療内科に行けば、自律神経失調症やうつ病(あるいはその手前)などと診断されるでしょう。
体調不良の場合、まず会社を休みましょう。会社を休んだという既成事実を作れば、説得力も増します。1〜2日程度だとなんとも思われませんが、定期的な休日が続くと、会社も「?」と思うようになります。
そこで、健康状態を理由にしばらく治療に専念したいと言い、長期休暇をとるか、あるいは退職を打診すると良いです。
また、会社を休んだ時に病院に診断書を発行してもらうと、間違いのない証明になります。メンタル不全の場合は、心療内科に通院して「診断書を発行して欲しい」という体で、診察にかかってください。
病院にもよりますが、すぐ発行してくれるところはすぐに診断書を書いてくれます。
体調不良の場合、会社も形式上はすぐに退職させずに勤続させることを前提に話をしてきます。いきなり辞めろとは言えないでしょうしね。
シフトを短くしたり(週3勤務など)、早上がりしてもいいから頑張ってみない?などの提案もされると思いますが、丁重に断りましょう。
治療に専念したい、医師からもそういわれている、思った以上に症状がツラいなどと話て説得すると良いです。
ちなみに、勤務実績(仕事の成績やスキルの上達具合)によっては、退職を勧められることがありますので、その時はお言葉に甘えて退職させてもらいましょう。
僕も、成績が良くなかったテレアポだとか全然仕事を教えてもらえなかった飲食店でミスしまくったとき、体調不良で退職も視野に入れていると伝えたら、快く勧めてくれました(笑)。
会社にとっては辞めて欲しい存在だったわけです。僕も辞めたかったのでサクッと辞められました。退職の手続きをするときは、ちょっと気まずい雰囲気でしたが・・・。
嘘の退職理由:家庭の事情
(タイミング:入社してから数日〜)
家庭の事情で退職することは珍しくありません。ただ、辞めるタイミングによっては嘘だとバレてしまう可能性がありますので、タイミングには気を付けて下さいね。
家庭の事情@:夫の転勤
結婚している場合、旦那さんの転勤に伴い、退職するという人は珍しくありません。勤務場所が遠くなったら通えなくなる・通いづらくなる場合もありますからね。
自分の事ではなく旦那さんの事情なので、バレる可能性も高くはないですが、職場に旦那さんの仕事を知っている人などがいると嘘だとバレる可能性もありますので注意してください。
家庭の事情A:夫の転職
@と似たような理由で夫の転職というのがあります。夫が転職して勤務時間や仕事内容、収入が変わった。夫のためにもっと時間を作らなければいけなくなったとか、もっと稼げる仕事に就かなければいけなくなったなどです。
万一、会社から「じゃ正社員(あるいは管理職)にならない?」などと昇進話を打診されたら、どのくらいの収入がもらえるのか確認して、もっと稼がなくてはいけないのでといい断りましょう。
家庭の事情B:子供の病気
子供がいて、ちょっと重い病気になり長期間の通院が必要になった等の場合です。定期的に病院に連れて行かなければいけないため、今の勤務では厳しいということです。
ただし、職場に子供の話をしていたりしたら嘘だとバレてしまう可能性がありますし、職場に近いところや近所づきあいしている人づてに嘘だとバレる可能性もありますので注意しましょう。
また、前々から子供が病気持ちだったということになると、なぜ入社時に話してくれなかったのかなどということになり、嘘をついているのではと疑われてしまう場合があります。
入社する前は健康上の問題はなかったけれど、入社してから子供が長期間の通院が必要な病気にかかったということにしなくてはいけません。
家庭の事情C:親の病気や介護
こちらも子供の病気の場合と同様です。特に介護の場合は、よく使われる退職理由なので嘘だと思われてしまいがちです。
それを建前上の理由だとわかって受け入れてくれる会社であればいいですが、「本当なの?」などと疑われた場合に納得させる理由を考えておきましょう。
親の病気や介護はとくに入社前からすでにそのような状態だったのでは?と思われてしまいす。入社してから、いきなり病気になったの?介護が必要になったの?と疑われてしまいます。
親の介護の場合は、子供の病気の時以上に気を付けて使う必要があります。
嘘の退職理由:結婚
(タイミング:入社後、数ヶ月後〜)
結婚それ自体は悪いことではありません。結婚を機に会社を辞める「寿退職」と言うのもあるくらいですしね。ただし、入社してすぐだと嘘だということがバレますので、数ヶ月くらい経ってからの方が良いです。
入社前に結婚するのがわかってて「寿退職」するつもりなら、どうして入社したの?っていう話になってしまいますので、入社して間もないタイミングで使うのは止めましょう。
ちなみに、結婚する「予定である」というのでもいいです。実際、後になって取りやめることになったという話はありますし。退職してから、職場の人に出くわしても「実は取りやめになってね・・・」などと話せばいいでしょう。
嘘の退職理由:引っ越し
(タイミング:入社後、数ヶ月後〜)
これは家庭の事情の項目でもお話ししましたが、夫の転勤に伴う引越しなどの理由だと説得力があります。一人暮らしの場合は使えないかもしれません。
ただ、引越す理由によっては、使えることもあります。親の面倒で実家で住むことになり、引っ越さなければいけないのでなどと言えば説得力がでてきます。
「親の面倒が必要になった」だけだと疑われてしまいますので、引越しと連動させれば良いわけです。但し、職場の近くに住んでいる場合などは注意が必要です。
プライベートでばったり職場の人に出くわした際に、引越して辞めたというのが嘘だとバレます。職場の近くでなくても、職場の知り合いと会社の近くや近場でばったり会うとバレてしまう可能性があるので、ご注意ください。
嘘の退職理由:就職・転職
(タイミング:入社後、数ヶ月後〜)
就職・転職は立派な退職理由になります。契約社員だったけど、正社員への就職・転職が決まったので退職するのは問題ありません。
契約社員だとどうしても、収入や待遇面では正社員に比べて劣りますからね。よりいい環境を求めて就職・転職するのは悪いことではありません。
ただし、これも入社後すぐにやってしまうと「じゃあ、なんでうちの会社に入社して来たの?」などと疑問をもたれます。入社してしばらくしてから申し出るのが自然です。
理由なしに即日退職する方法
これはもう、バックレるか退職代行しかありません。いい・悪いかは別として一刻も早く辞めたいならおススメの方法です。バックレる時は、当日無断欠勤して、その日一日スマホの電源を切っておいてください。
翌日スマホの電源を着ければ、鬼のように着信やLINEが届いているはずですが、すべて見ないで削除しましょう。大抵の場合、一日経てば「あいつはバックレた、とんだ」と思われて、退職扱いになります。
注意すべき点としては、履歴書に実家の連絡先などを書いている場合、そちらに連絡がいく可能性があることです。
また、実家でなくても、例えば「現在△△に通っている」などと履歴書に書いていたりすると、そちらにまで連絡がいってしまう可能性があります。
そういった事情がなければ、バックレることもありです。僕は、バイト2つ掛け持ちしてたときに、これをやってしまい片方の職場に連絡が来てしまいました(笑)。
その場で退職する旨をつたえましたが。片方の職場の人に迷惑をかけたというか、どんな風に電話で取り次いだのか気になりましたね。
「○○さんいますか?こっちで出勤予定なのに、来てないんですけど?今そっちにいますか?」なんて、やりとりがあったのだとすれば、恥ずかしいです。
まぁ、若い時の話ですし、後悔もしてませんが。そうそう、このバックレですが入社してある程度の期間が過ぎた場合にやるのは、よくありません。
任せられる仕事も増えてきて、突如辞めることで業務に支障が出て会社に損害が発生したとき、損害賠償請求されることがあるからです。
例えば、自分が会社のドアを開けるカギを預かっていて、自分が出社しなければ会社が開かない、営業できないなどという事態が発生した場合です。
即日退職することによって会社に損害を与えたということになります。なので、バックレる時は、なるべく会社に損害を与えないような状況だといいです。
もしくは、入社して間もない頃に実行すると良いです。入社間もない新人の頃や試用期間中というのは、まだまだ会社の戦力にはなれてない状況です。
なので、新人ひとりが即日退職しても、今までと変わらず会社は営業を続けられるだろうからです。ここまで読んで、バックレることに気が引けるようなら、その時は退職代行を使いましょう。
退職の意思はもちろんのこと、引継ぎなどがあれば、それも伝えてくれます。極力迷惑をかけずに、でも一刻も早く辞めたい、そして精神的にスッキリしたい方向けのサービスです。