会社に行きたくない
朝起きると会社に行きたくない
朝起きると会社に行きたくなという人は多いと思います。労働者の大半?おそらく8割以上の人はそうなのではないでしょうか。でもみなさん簡単に会社を休んだり辞めたりできない事情があるんですよね。
多くの人は、家庭の事情だとか、生活がかかっていたり、結婚して子どもがいるからだとかの事情があると思います。学生時代、学校に行きたくないというのはあったと思いますが、学校と違って仕事を休むとなると、ちょっと大変なんですよね。
たまに休みたいないだとか、連休明けだとかはよく行きたくないと思います。誰だってそうです。でも毎日毎日ずっと会社に行きたくないという気持ちが続いているなら、もしかすると危険信号かもしれません。
会社に行きたくない理由は?
毎朝、会社に行きたくない気持ちを無理に押し殺さず、なぜ行きたくないのか理由を考えてみて下さい。よーく考えてみると、自分でも気づかなかった理由が浮かび上がってくるかもしれません。まずは行きたくない理由を分析してみることから始めましょう。
理由その@:なんとなく会社に行きたくない
なんとなくそんな気持ち〜であれば、ちょっと気持ちを奮い立たせてみましょう。あるいは1日だけ会社を休んでみると良いかもしれません。なんとなく出勤したくないので休みますなんて言うと、「甘えるな」と怒られますので、体調不良など休みの理由を考えて実際に休んでみて下さい。
毎日働いていると1日や2日誰だって休みたいときがあるものです。コーヒーを飲んだり気分をリフレッシュさせて気持ちを切り替えてみても変わらなければ無理せず休みましょう。
無理な勤務スケジュールになってませんか?
10連勤、20連勤とかしてると、プツンと集中力が途切れることがあります。そもそも無理なシフトスケジュールになっていないか確認してみて下さい。週5日勤務、40時間労働が原則です。そう労働基準法で決められています。週6勤務や残業時間が多いと体力的にも出勤したくなくなるのは当然です。
理由そのA:ハラスメント(パワハラ・セクハラ・モラハラ)
上司や同僚の中にこれらの言動があるなら、会社に行かなくて良いです。悪質なものは労働基準監督署などに相談して下さい。逆に我慢してまで会社に行く必要はありません。精神的に追い詰めれている兆候かもしれませんので、早めに手を打って下さい。
理由そのB:人間関係が嫌で会社に行きたくない
周りの人の陰口が気になる、自分の居場所がない、苦手な人がいる、あの人とは合わないなどなどいろいろあると思います。誰しもそういったことはあると思います。
無理する必要はありません。自分なりに手を打ってみた、行動してみたけれどもう限界・・・というところまで来てるなら会社に行く必要はありません。
我慢し過ぎたり、無理し過ぎると心の病気になってしまう場合もあります。精神疾患と診断される前に休職なり退職を検討してみましょう。
理由そのC:うつ病で会社に行きたくない
下記の症状がでているならば、うつ病や適応障害、自律神経失調症などの病気に該当する可能性が出てきます。休職する・退職することを考えてみた方が良いです。病院・医院・心療内科に相談し相談し診断書を発行してもらえるはずです。
眠れない・夜中に何度も起きる
仕事のことを考えると動悸がする
頭痛・めまい、倦怠感がする
胃が痛い、吐き気がする
思わず泣く、涙が出る
仕事に行くのが怖い、辛い
寝すぎる・寝ても睡眠不足に感じる
理由そのD:理由がわからない
理由がわからないというのが、もしかすると一番怖いかもしれません。理由そのCの精神障害の一歩手前かもしれません。自分でもハッキリと意識していないのでしょう。ただ確実に会社に行きたくないという気持ちがあるなら無理しないで行かないで良いでしょう。
会社に行きたくない時の対処法
無理して行かなくて良いです。心のSOSかもしれません。2〜3日休んでみて復調しなければ休職あるいは退職を検討した方が良いです。休職・退職手続きの際は、医師から診断書を発行してもらうと良いです。
傷病手当を申請するときの証明書になります。傷病手当は最長1年6ヶ月もらえますし、退職後でも条件を満たせば受給できますので、加入している健康保険組合に確認してみて下さい。
休職や退職するデメリットって何?
休職した場合、休んだ期間の業務にブランクが生じることになります。知らず知らずの内に、仕事のやり方が変わっていたとか、業務知識が改訂されていた、人事異動があり知らない人が上司や同僚になっていたなどということがあります。
ブランク期間を取り戻すのに一苦労するかもしれません。また、復職しても会社側としては、また何かあれば休職するんだろうなと思われます。会社内での昇進や出世は見込めないかもしれませんので、注意しておきましょう。この辺りは、休職した期間にもよると思います。
退職の場合は、再就職する時間と労力が必要になります。その間の収入も途切れてしまいますし(別途、失業手当がもらえたりしますが)、履歴書に傷がつくと思う人もいるかもしれません。
あまり退職した経歴が多いと転職するには不利です。何か原因があるとすぐ会社を辞める人と思わる事になりますが、数回程度なら大丈夫だと思います。
転職する
経験者は語るですが、最終的にココに行きつくのではないかと思います。会社に行きたくない理由がはっきりしているなら環境を変えるしかありません。今働いている会社の状況に我慢したり、状況を変えられるのであれば、すでに変えていると思います。
ただ人間関係だけはですね、変えようとしても限界があるんですよね。そして我慢するにも限界があるんですね。他人は変えられないし
上司は選べないわけです。一緒に働いている人とウマが合わなければストレスがずっとついて回ります。
嫌いな人が明日から優しくしてくれることはないです、陰口をたたく人が明日から陰口をたたかなくなるなんてことはないです。無理に我慢せずに、辞めると良いです。働く環境が違えば人も違います。職種によっても全然違います。
【年代別】会社に行きたくない時の対処法
会社を辞めたいと転職するにしろ、休職するにしろ現在の年齢や状況によって大きく対処法は異なります。実家に住んでいるのか、一人暮らしなのか、結婚しているのか、子どもはいるのか、新入社員なのか、正社員なのか派遣社員なのかなどです。
結婚している女性の場合
夫婦とも働きで旦那さんの給料でも食いつなげられるのであれば、休職・退職を検討して良いでしょう。子どもがいて1人分の給料ではちょっとと思っていても収入が途切れないのであれば安心できるはずです。結婚していることのメリットがココにあります。どの年代での女性でも、夫の給料で少しの間どうにかなると考えれば少しは楽になるはずです。
結婚している男性の場合(20代〜30代)
20代〜30代の内は転職もしやすいです。共働きで奥さんも働いているなら、ちょっとの間だけ休職したり、失業しても収入が途切れませんので少しは楽になると思います。但し、貯金があまりなかったり奥さん一人だけの給料では長くは暮らせないといった場合は、早めに復職あるいは再就職先を決める必要があります。
結婚している男性の場合(40代〜50代以上)
奥さんも働いていれば、無収入になることはないですが、子どもがいたりお金がどうしても必要な場合もあるでしょう。早めに再就職先を見つけた方が良いです。再就職は難しいと思って行動してください。休職しているならその間に転職先を見つけたり、あるいは退職後失業手当をもらいながら、ゆっくり再就職先を探す方法もあります。
まだ結婚していない方
実家暮らしの場合:
休職・退職することで一時的に収入がなくても実家で生活している限りは生活できると思います。20〜30代の若い方は、まだまだ転職に有利な年齢ですので失業手当をもらいながらゆっくり仕事探しをすると良いでしょう。40〜50代の方は再就職が困難になります。実家暮らしを続けながら失業手当をもらいつつ、ゆっくり仕事探しをすると良いです。
一人暮らしの場合:
一人暮らしだと退職すると収入が途絶えます。これが一番ネックかなと思います。退職する場合は、あらかじめ転職先を決めてから退職するのが理想かもしれませんが、失業手当をもらいながら転職活動をする方法もあります。
会社都合による退職の場合はすぐに失業手当をもらえますが、自己都合退職だと2ヶ月の給付制限があります。2ヶ月間生活に困らないだけの貯金があるか確認してみて下さい。
おおよそ退職前の給料の6割程度が支給されますので、それで受給期間3ヶ月〜12ヶ月程度生活できるか確認しましょう。また、休職する場合は傷病手当をもらえる場合があります。
休職後に復職せずそのまま退職するという方法もあります。退職後も一定の要件を満たせば継続して傷病手当をもらえますので、健康保険組合に確認してみて下さい。
新入社員の場合
迷わず辞めていいです。入社してすぐに違和感に気づけば、早めに行動してみると良いです。会社側としても入社早々の新人が辞めても痛手になりません。入社して間もないのにと思われるかもしれませんが逆です。入社して間もないからこそ、すぐ辞めても会社にとっては負担にならないのです。
長期間働いている場合
今まで戦力として会社の業務に貢献して来たかと思います。休職する場合は医師の診断書をとりましょう。休職して回復後に復職しても良いですし、そのまま退職するという選択肢もあります。退職する場合は、会社側から引き止められる可能性が高いですが、健康状態を理由に押し切りましょう。
【体験談】絶対無理、会社に行きたくなくて辞めました
僕も会社に行きたくないと感じたことがあります。転職回数が多いので当然あります。その中でもハッキリと「絶対嫌だ」と感じたことがあります。主な理由は会社の人間関係ですかね。本当にこれだけはどうにもならないです。結局退職するのですが、退職したこと自体は全くもって後悔していません。
直属の上司の態度がひどすぎた
あまりにも上司の態度がひどすぎて(いじめに近い)入社してすぐ退職とか、新しい部署に配属されて2,3日でやめました。最終日は仕事中に帰宅しました(笑)
「あんたみたいな人間大っ嫌い」と言われた
頭のおかしな同僚(女)に、こういわれました。職場内でも問題のあった女性で、僕ももうちょっとでぶん殴っているところでした。仕事休みの日に、賄い(無料)を食べる為だけにお店に来て挨拶もせずに黙々と食事をするような常識のな人でしたね。
職場の雰囲気がおかしかった
コールセンターで働いていた時、上司の管理体制が厳しく常に圧迫感を感じながら業務をしてて嫌でした。他のコールセンターと比べて明らかに違う空気感でしたね。1ヶ月で辞めました。
真面目に働いているのがバカみたいだった
飲食店でバイトをしていた時なんですが、あまりに遅刻や欠勤が多い同僚がいて、真面目に働いている自分がばからしくなって働きたくなかったです。何十回も遅刻してきて謝りもしない人、無断欠勤を4回してきて5回目にクビになった人などいました。そんな中で真面目に働いてる自分って何だろう〜と思いサクッと辞めました。
仕事についていけなかなった
研修があったのですが、研修内容と実務が全くかけ離れていて業務についていけないと感じ休職後に復職せず退職しました。研修はひたすら上司の話を聞くだけの一方的なものなのに、それだけでお客からの問合せに答えられません。OJT(実務研修)が抜けてるんですね。
世の中おかしな会社はたくさんあります
世の中には、頭のおかしな会社というのがたくさんあります。会社に行きたくないなんて普通の感情です。この会社絶対おかしい、無理!と感じたら会社自体を変えるのが最終手段です。
無理している自分に気が付いたら、症状が重くなる前に誰かに相談したりして下さい。会社を辞めるなんて別に悪くないです。むしろ長い間同じ会社で働くなら無理なく働けらるる環境を探してみることの方が大事すよ。