仕事向いてない辞めたい
仕事には誰しも向き不向きというものがあります。働いていていれば誰もが一度は「この仕事向いていないのかな?」と思った瞬間はあることでしょう。今の仕事向いてないかも?と悩んだら、会社を辞めて別の業種に転職してみるのも一つの手段です。
自分に向いてない仕事と思いつつ働き続けるのは良くありません。表面上うまく仕事をこなしている分には良いですが、仕事中にそれが態度に出てしまうと要注意。
あなたと接するお客さんはもちろん、上司や同僚などにも迷惑がかかりますし、あなたを雇っている会社にも良くないです。特に接客業なんかだと、やる気のない雰囲気が相手にも伝わってしまいます。
例えば「子供と接するの向いてないわ〜」なんて保育士がいたとしたら、安心して子供を預けられないですよね。向き不向きなんて誰にもあることですし、それが自然です。
ただ仕事として業務に携わっている以上は割り切ってやっていかないと痛い目を見るのは自分自身なわけです。
自分に向いていない仕事かと思ったら
ある程度の期間働いていて、この仕事向いてないと感じたら思い切って転職してしまいましょう。我慢しながら働き続けるのは良くありません。
お金を稼ぐため、生活の為だと割り切れるなら良いですが、無理していると感じるならば辞めましょう。我慢していると、じょじょに精神的にキツくなってきます。ひどいとうつ病になったり、健康にも支障をきたしてきます。
派遣者やパートなど短期間で働く場合なら良いですが、正社員で何年間あるいは定年まで何十年間と働くことを考えた場合、やっていて楽しくないと続けられません。
ストレスを感じる、苦痛を感じる、身体に何かしらの不調をきたしているのであれば、それはあなたが無理しているサインなのかもしれません。
仕事よりも職場に向いてないかも?
仕事そのものよりも職場や職場の環境に向いていない場合もあります。何年か前にテレビCMで、新人サラリーマンが上司に「お前この仕事むいてないんじゃないか?」と言われるシーンがありました。
その新人サラリーマン口では「はあ・・・そうですね」と答えていましたが、腹の底では「向いてないのはこの職場じゃーーー」と叫んでいました。
そう、仕事そのものよりも職場の人間関係だとか長時間労働、ハラスメントなどといった労働環境の方が向いてないという場合も十分あるんです。
僕の場合だと、力仕事は得意でしたが物流関係の人たちとは気が合いませんでした。ろくに仕事を教えもせずに怒鳴ってばかり、パシリに使われたり蹴られたりハラスメントなんて日常茶飯事でした。
ミスをすると「仕事向ていないんじゃないの?」と、言われたこともあります。力仕事それ自体はできるんですけどね、どうしてもそういう人たちと働いていると人と嫌なんですよね。
結果、業務は回らないし、イライラしてミスは発生するし、誰も助けてくれないし、何をすればいいのか訳が分からなくなるし・・・。同じ力仕事の職種でも、別の職場に行けば違うんだろうなと思いっていたことがありました。
それで実際に転職してみると、ちゃんと仕事をこなしていけたんです。やっぱり人が違うと仕事も違ってくるんですね。仕事そのものではなく、職場の環境に向いていないという人、世の中に沢山いると思います。
自分に向いてる仕事が分からない!
自分にはどの仕事が向いているのが分からないという人も中にはいることでしょう。しかし、こればっかりは実際にやってみないと分かりません。あこがれていた美容師の仕事についたものの、実際に仕事してみると何か違うという人もいます。
ラーメン屋なんて俺のやる仕事じゃないと思いきや、なんだかんだ3年も続けてしまったなんて人もいます。生活に余裕のある人なら、気の向くままに興味のある仕事に転職してみると良いです。
若いうちは苦労しますが、後になってそれが自分の財産になります。向いている仕事が分からないけど、今の仕事も別に嫌じゃないという人は副業に挑戦してみると良いです。
若いうちはまだしも、ある程度歳をとってから未経験の分野に転職して失敗してしまうと再就職が厳しく生活に困ってしまうことになります。副業が許されている会社なら、若いうちに副業として興味のある分野に挑戦してみることをオススメします。
それでも、どうしても自分が向いている仕事が分からない人はとりあえず今の仕事を続けていってください。働くのが苦でなくなっているならば、いずれそのうちその仕事で出世して行くと思います。
この「それほど苦じゃない」という感覚がポイントです。身体的にも精神的にも苦でないなら、今の仕事が実は天職なのかもしれません。特に男性の方は、65〜70歳くらいまで働くという事を視野に入れるとなると、ストレスなく続けられるといのが大事な要素になってきます。
入社年月で見る仕事の向き不向き
最初は「この仕事向いてないかも・・・」と思っていても、続けていくうちに面白くなっていって、いつの間にか出世なんかしちゃってた、ってこともあります。それとは逆に好きで始めた仕事なのに、なんか違うかも・・・と思うこともよくあること。
仕事の適正については入社年月別・年代別によって感じ方や捉え方が変わります。会社の規模や業績によっても変わってきますが、1つの目安として参考にしてみて下さい。
1年目で仕事向いてないと感じたら
1年目なんてまだまだ分かりません。労働環境や人間関係が悪くなければ続けてみて下さい。転職するのは1年経過した後でも遅くはありません。
業種によっては、仕事を一通り覚えて一人前になるのに3年〜5年くらいかかるものもあります。1年経過というのは1つの目安ですが、ちょっと向いてないかもと感じても、まだ巻き返せる時期でもあります。
2年目で仕事向いてないと感じたら
2年目になると、同期で入社した同僚と徐々に差が生まれてきます。任せられる仕事の質や量、上司からの扱われ方も違いが出てくるころです。
このまま仕事を続けていくことで自分が成長していると感じられるでしょうか。思うようにいかないとか同期で入社した同僚と比べてミスが多いなんてことがないでしょうか。
それでも「この仕事が好き」と感じられているなら、そのまま続けてみましょう。でも、逆にちょっと辛くなってきたかな・・・と感じるようならやや注意が必要です。
3年目で仕事向いてないと感じたら
石の上にも3年と言います。3年続けていれば、特定の分野ではプロフェッショナルと呼ばれる領域に達しています。何かしらの責任者や主任や係長などの役職に抜擢される人も出ていることでしょう。後輩たちの教育係に任命されたりと、会社にもだいぶ馴染んでいると思います。
3年経過してみて、それでも何かちょっと違うだとか思った以上に仕事で成果がでないと言う人は、もしかすると仕事に向いていないかもしれません。
4年目で仕事向いてないと感じたら
この時期になれば、もう社内での自分のポジションがある程度ハッキリしていると思います。同期で入社した人たちともはっきり差が出ている頃でしょう。
苦も無く続けられているならいいですが、仕事していて楽しくない、むしろストレスを感じる・会社に行くのが辛いと感じ人もいると思います。4年経ってそういう心境になっているなら、もうその仕事は自分に向いていないと決めてさっさと転職してしまった方が良いです。
10年目で仕事向いてないと感じたら
向いてないかもと思っているにも関わらず仕事を続ける人もいます。生活が苦しくてすぐに転職できなかったり、いい仕事が見つからなかったりして、なんだかんだ過ごしてしまった感じの人もいますね。
10年も続けられるなら、おそらくその後も20年、30年と続けられるでしょう。転職するのが困難な年齢でなければ思い切って転職するのも良し、あるいはそのまま「向いてないけど」と割り切って続けていくのも良いと思います。
大事なのは無理なく続けていくこと。好きな仕事向いている仕事であっても毎日深夜残業、サービス残業、自由に休みも取れないという環境では続けられませんからね。
向いてる仕事がわからない【30代】
30代になって自分の向いている仕事が分からないという人は普通にいます。20代に1つの会社でがむしゃらになって働いたものの、このままこの会社にい続けていいのか?と疑問を抱く人も多い年代でもあります。
転職を決意したものの年歳はすでに30代になり正社員として転職するのがちょっと難しくなってきます。体力も徐々に落ちてきますし、自分のできることにも限界が見え始めている頃かもしれません。
一生続けていくなら、もっと自分にあった仕事をしたいと思うのは当然です。働き盛りの30代なら全然いけます。独身であればなおさら、自分のやりたい仕事にトライしてみると良いです。
向いてる仕事がわからない【40代】
40代で自分の向いている仕事がわからないと正直ちょっと厳しいです。転職することが困難な年代でもありますし、結婚して家庭をもっているならむやみに転職してしまうと失敗してしまうリスクもあります。
独身だとか、夫婦で共働きしているなら思い切って転職するもの1つの手ですが、すでに向き不向きを考えている時間や余裕はありません。雇ってくれる仕事があるかどうかをまず探しましょう。
運よくやりたい分野の職種に就けても前職よりも条件がいいとは限りませんので、くれぐれも慎重に考えて下さい。
正社員に向いていないかも?
実は正社員に向いていないという人は多いです。正社員とそれ以外の雇用形態(契約社員・準社員・派遣・パート・アルバイト)では、仕事の量も質も全然違います。
また、正社員とそれ以外では拘束時間(労働時間)も全く違いますよね。体力的に正社員は無理だけどパートでならという人はたくさんいます。
例えば派遣社員の場合だと、会社との間に派遣会社が挟まることになので、労働条件の不満も言いやすいだとか、仕事が合わなければ別の仕事を紹介してもらうなんてこともできます。
契約社員のように一定年数だけ働くという前提なら頑張れる人もいるでしょうし、バイトなら週3〜4日勤務も可能です。会社にとっては正社員という雇用形態が一番コストパフォーマンスが良いわけです。
給料は一番高いですが拘束時間も一番長く、時間給だけでみると他の雇用形態の中では一番安いわけです。月30万円もらっているけど時給に換算したら800円くらいだったという正社員もいます。
会社経営者も正社員は長時間働かせてなんぼという感覚で雇っていることが多いです。正社員では無理でも、派遣・パートならということで長期間無理なく続けられるのであれば、あなたにとってはそれが正解なのかもしれません。
どの仕事も向いてないかも?
世の中には仕事なんてゴマンとあります。まだまだ自分が知らない仕事、職種、会社なんて沢山あります。片っ端から興味のある仕事を見つけて働いてみると良いです。それでもなお、残念ながらどの仕事も向いてないという人もいるかもしれません。
そんな人は、もしかすると会社経営者や投資家なんかに向いているかもしれませんね。働くというのは結局のところ雇われるという事を前提にしているわけです。
なので、雇われる側から雇う側へ転向するか、FX、トレーダーなど、自分で働くのではなく、貯めたお金を働かせて利益を上げるというスタンスがむいているかもしれません。
働くの向いてないのでは?
そもそも、働くことに向いていないなんて人もいるでしょう。働かないで生活ができれば、それが一番いいのかもしれません。僕の場合は向き不向きよりも、その日食べるために働かなければ生活していけませんでしたので、有無を言わずに働き続けていました。
長く続いた職場では、責任者だとかリーダー、スーパーバイザー、管理者なんかになっていましたし、仕事そのものに向き不向きを考える余裕はなかったです。
但し、職場の環境については向き不向きというのがありました。特に人間関係ですね、自分の性格に合う環境の職場ってのは本当に少なかったです。そういった意味では働く(=雇われる)のに向いていないのかもしれません。
でなければ、50回も職を変えていませんからね。そんな僕と同じと思った方は働く=雇われるのではなく、ひたすら自分のやりたいことを続けてお金になる方法を考えてみるといいかもしれません。
ブログやHPなんかで稼いでいるひともいますし、今ならYOUTUBEなどの動画を使ってお金を稼げる時代です。人気ユーチューバにならなくても、毎週動画をアップして数万人のチャンネル登録者数がつけば、会社で働くよりも多くのお金を稼げる可能性もあります。
働くのに向いてないかも?という人はぜひともチャレンジしてみて下さい!