退職代行を使った方が良い人悪い人
退職代行サービスを使った方が良い人・悪い人
退職代行サービスを使った方が良い人
一口に退職代行と言っても、それを利用して退職した方がいい人と悪い人というのがいます。そもそも、退職の手続きは本来、自分自身で行うべきものです。代行サービスを使わないで辞められるなら、それに越したことはありません。
退職代行サービスを使った方が良い人というのは下記のとおりです。
退職代行サービスを使った方が良い人
働くのがストレスになってて体に不調をきたしている人
ブラック会社に勤めている人
パワハラに苦しんでいる人
入社前の説明と違う、求人広告の条件と違っていて辞めたい人
有給消化、残業代の請求などすべてもらってから会社を辞めたい人
人間関係に悩んでいる人
中途入社、転職したばかりで辞めるのが後ろめたく思っている人
退職の意思を伝えると職場の雰囲気や人間関係が悪くなると思っている人
特に未払い残業代や有給休暇が残っていて、それらを取得したいなら、弁護士のいる代行業者に依頼すると良いです。必ずしも会社が有休消化してから退職手続きしてくれるとは限らないからです。
僕が経験してきた職場では、当然のように有休消化した上で退職手続きを取ってくれたという会社は1つしかありませんでした。それ以前に、そもそも有休を使わせてくれる職場というのがほぼありませんでした。
どんな会社であれ半年間勤務すれば、法律上有休は取得できます。が、実際に有休で休みまーすっていう従業員をみたことがほぼなかったのです。そればかりか、有休があることを知らされず退職してく職場も多々ありました。
退職手続きをとってしまった後に、有休があるなら消化してから辞めたいと相談したところ、「次の会社では忘れずにとってね」と相手にされなかったことまであります。さすがにこれには、相談した上司を殴ってやりたい衝動にかられました。
有休取得は法律で認められている権利なのに会社側は使わせてくれない、何日残っているということも知らせずにいます。会社にとって不利益になることは、一切触れたくないのでしょうね。
今では年5日の有給休暇の義務化という法律ができましたが、僕たち労働者は本当に不利な立場にあるんだと思わされました。有休に限らず、未払い残業代があるという方など、会社に請求できるものはすべて請求した上で退職したい人は、ぜひ弁護士のいる代行サービスを利用すると良いです。
退職代行サービスを使わない方が良い人
逆に退職代行サービスを使わない方が良い人というのは下記の通りです。
円満退社できそうな人
有期雇用契約で働いている人
公務員として働いている人
当然ですが、円満退社できるのであれば代行サービスを使わない方が良いです。また、有期雇用契約で働いている人、例えば契約社員や期間工、日雇いの仕事などは、その期間まで働くという前提で契約をしているので、自由に辞めるということが原則としてはできません。
よく退職の意思を伝えてから2週間経過すれば退職することができると言われていますが、あれが「期間の定めがない場合」のお話。なので、有期雇用契約つまり「期間の定めがある場合」は、原則として自由に辞めることはできないので、代行業者に依頼しても確実に退職できるという保証はありません。
しかし、会社側としても働く意志のない人間に無理に仕事を続けさせてもメリットなどないことから、退職の申し入れにすんなりと応じる場合が多いようです。また、公務員として働いている人についても、原則として自由に辞めることができません。
公務員の場合、雇い主である国や地方公共団体独自の規則があり、それに則って退職手続きを踏まなければいけないからです。例えば自衛隊など自由に出入りできない居住区に住まわせられている場合などは、上司に会わずに、ひっそりと退去ということもできません。レアなケースですが、公務員の職種によってはそういったことも考えられます。