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退職代行とは

 

 

退職代行(サービス)とは

 

退職代行(サービス)とは名前のとおり、本人に代わって退職手続きをしれくれるサービスです。勤務先に退職の意思を伝えてもらい、退職に必要な手続き一切を代行してくれます。それによって、あなたは代行業者に依頼してから一度も会社に出社することなく、会社をやめることができます。

 

 

自分で会社に電話をかける必要もありません。会社に置いていた私物は自宅まで送ってもらうように代行業者が手配してくれますし、会社に返却しなければいけないもの(保険証や制服、オフィスへの入館証など)は、ダンボールに入れて会社に郵送すれば良いだけの状態にしてくれます。

 

 

 

会社を辞めるだけなのに、代行業者を使うの?

 

普通、会社を辞める場合は事前に上司へ報告し引継ぎを済ませ、出勤最終日までシフトを調整などしつつ、最終日に「お世話になりました〜」と言ってやめるものだと思います。ですが、今の世の中、なかなかすんなりと退職できないケースというのがあります。

 

 

転職歴が30回以上もある僕ですが、キレイに退職できたケースというのは、そう多くはありませんでした。退職理由とも関係がありますが、今すぐこの瞬間にでも辞めたい、明日から会社に行きたくないと思っている人もいると思います。そんなときに使えるサービスです。

 

 

主な退職理由は下記のとおりです。
あなたも心当たりありませんか・・・?

 

外的な要因

上司のパワハラが酷い
先輩や同僚からのいじめを受けている
人間関係に嫌気がさしている
すんなりやめさせてくれない

内的な要因

繁忙期なのに退職して周りに迷惑かけるかもしれない
入社して間もないのに、すぐ辞めるのは気が引ける
お世話なった先輩や同僚に申し訳ない
ちゃんと退職の報告をして挨拶や引継ぎを済ませなきゃいけない
仕事ができなくて辞めるとか言い出しにくい
職場の雰囲気が合わなくて辞めるのっていいのかな
根性なしと思われたくない

 

 

 

 

どんな人が利用しているの?

 

会社を辞めたくても辞められない、辞めさせてくれない、辞めるという意思を伝えてるにもかかわらず、「忙しいから」という理由で話が進まないブラック会社に勤めている人から、精神的に追い詰めてしまっている人までさまざまです。

 

 

新卒の人や大企業に勤めていた人、正社員はもちろん、契約社員、派遣社員、アルバイトまで雇用形態を問わず、また年齢層も20代〜50代と幅広く利用されている方がおります。

 

 

 

無断で辞めちゃえばいいんじゃない?

 

何も言わずに次の日から出社しない無断欠勤という方法もあります。「飛んだ」とか「ぶっちした」とか言われるやつです。退職代行業者なんか使わなくても、最終的にはこの方法がありますが・・・これができない人のために、逆に退職代行サービスがあるのかもしれません。

 

 

無断欠勤して何も失うことのない人はいいかもしれません。でも、有給休暇が残っていたり、当月の給料はどこまでもらえるのか、離職票はもらえるのかとか、いろいろ考えなければいけないことがありますよね。

 

 

基本的に退職日まで出勤した分の給料は法的には当然発生しますが、意味不明な会社の規約で減額されてしまったり、もらえなかったりすることがあるかもしれません。

 

 

実際、僕は退職日までの給料が2万円ちょっとあったのに、お前の給料2000円くらいなってるぞーと、言われたことがあります、法的手段を使ってちゃんともらいましたが。

 

 

 

 

それに、無断で辞めておいて有給消化してからの退職でお願いしますとか言いづらいですよね。失業保険をもらう時に必要な離職票も、ちゃんと会社側が送ってくれれば良いですが、そうではない時に「離職票早く送って下さい」とか、言えないと思います。

 

 

初回の給料だけ現金手渡しになっている場合(給与口座振込みの手続きが間に合わない)、入社してすぐに辞めたときは、給料もらうために直接会社に出向かなければいけないこともあります(僕の場合、飲食店で働いていたときはこれがありました)。

 

 

なにより退職するときはちゃんと、辞める意思を伝えて最後に挨拶をと、キレイに辞めることを美徳とするような観念を、親や学校で教わってきたかと思います。真面目な人ほど、ちゃんと最後のケジメはつけたいと思うんですよね。

 

 

でももう会社に行きたくない、電話もしたくないという人って沢山いると思います。何も考えない人だとか、ある意味無責任な人ほど無断で何も言わず、何の抵抗もなく退職できるのかもしれません。

 

 

 

 

退職代行サービス依頼後の流れ

 

退職代行サービスに依頼した後は、基本的に何もすることはありません。会社に連絡する必要もなし、完了報告を待つだけですと、多くの代行業者は言います。「依頼後はもう何もすることはありません!」というのをうたい文句にしています。

 

 

依頼すれば、その後の手続きは全てやってくれるので、後は本当に代行業者から「終わりました」という完了報告をもらうだけです。会社から連絡がほしくなければ、「会社から連絡がこないようにしておいて」と頼めばいいのです。

 

 

会社にある私物や、あなたが会社へ返却しなければいけない物は郵送でやりとりすればいいだけですので、何もストレスを感じることなく退職ができます。多くの代行業者は依頼費用を確認次第、すぐに会社に連絡してくれます。

 

 

早くて30分以内、遅くても1日以内には会社に連絡し、あなたの退職の意思とそれに伴う事務手続きをすませてもらうよう手配してくれます。中にはあまりに早すぎて、ちょっと寂しくなったかもと感じる方もいるようです。

 

 

 

 

退職代行サービスの費用

 

平均的には3万円くらいするようです。安いところで2万円弱、高いところで5万円くらいです。たいていの代行業者は、アルバイトよりも正社員の場合の依頼費用を高く設定しています。中には、アルバイトや派遣、正社員など雇用形態にかかわらず一律○万円としている業者もあります。

 

 

 

 

退職代行を使うメリット・デメリット

 

退職代行サービスを使うメリットは何と言っても、全て丸投げできる点です。辞める際の面倒な手続きはもちろん、心理的な負担が全くありません。退職の理由はいろいろあると思いますが、「どうしても今すぐ辞めたい」と思っている人には、ありがたいサービスです。

 

 

逆にデメリットは、多少なりとも費用がかかる点です。本来、代行業者に依頼しなくても退職できるわけですから、退職するのに数万円の出費は痛い・・・と感じる人にとってはデメリットかと思います。

 

 

また、勤務先に仕事以外で付き合いのある人がいる場合、例えばアルバイト先に同じ大学に通う友人がいたりする場合は、バイトを辞めた後も学校内で友人と顔を合わせる機会があるため、ちょっと気まずいかもしれませんね。

 

 

それと代行業者の非弁リスクの問題があげられます。詳しくは別の項目で詳しく解説しますが、退職するに当たり勤務先の人が素直に退職に応じてくれない場合や、退職するにあたり給料の調整など持ちかけてくる場合があります。

 

 

その際、弁護士資格を持たない代行業者が話をつけようとすると弁護士法に違反する可能性が出てくるんですね。弁護士ではないのに、本人に代わって交渉してしまうと弁護士法違反となるということです。

 

弁護士法第72条
(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)

 

第七十二条 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。

 

 

大抵の代行業者は、HP内に弁護士が代行業務を行っているわけではありませんとか、○○まではできません、弁護士監修などと、行動できる権限の範囲を説明してあります。

 

 

逆に、弁護士がいるわけでもないのに、あなたに代わって○○もやります、△△も任せて下さいなどと派手でうたい文句で営業をしている業者には注意が必要です。

 

 

退職代行業者に退職を依頼するメリット
全て丸投げできる
心理的な負担が全くない
有給の消化、退職金の金額の交渉もしてくれる
パワハラ、セクハラ、未払い残業代があればまとめて請求できる
業者によっては、その後の転職活動もサポートしてくれる

退職代行業者に退職を依頼するデメリット
お金がかかる
弁護士法違反の代行業者だと退職できないことがある

 

 

 

 


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