退職代行でバイトを辞める
バイトを辞める
バイトでも仕事を辞めるときは、きちんと報告するのがマナーです。基本的には、電話やLINEなんかで伝えるよりも直接面と向かって辞める意向を伝えるべきです。
但し、パワハラやセクハラ、いじめなどがあったり、深夜のワンオペだとかおかしな職場で働ている場合や、一刻も早く辞めた方が良い場合は、ちゃちゃっと伝えるだけで良いと思います。
働いている状況によっても違いますが、身体や精神が壊れる前に、あるいは学業がおろそかになって単位を取得できない、進級できないなんてことになる前に辞めたいなら、簡単に済ませるのも1つの手段です。
バイトを辞めるときの言い方
辞める理由にもよりますが、勉強に専念するため今月いっぱいで辞めますだとか、就職活動に専念するため、別の会社で正社員として働きたいので、○月×日で辞めさせて下さい、などでいいと思います。
正社員のように退職届も必要とされることは、まずありません。いうタイミングも、どれだけの業務量をこなしていたかにもよりますが、基本的には2週間〜1ヶ月前に伝えればよいです。
正社員と違い基本的には限定的な業務しかまかされないので、退職者が出るのは会社としても予想しているからです。特に正社員が数人だけでバイトが2〜30人いるような職場はそうです。
ファミレスとかファーストフードなんかそうなのですが、ほぼほぼバイトだけで店舗の運営が成り立っているところがそうです。職場の雰囲気にもよりますが、口頭で伝えるだけでOKなところが多いです。
バイトでも退職代行で辞められる?
アルバイトでも退職代行を使って退職できます。むしろ正社員なんかより簡単に手続きが終わります。退職金だとか、有給休暇・残業代、離職票の発行だとか考えなくてもいい場合が大半だからです。
そもそも短期間だけ働くという前提で、アルバイトとして雇っているケースが多いのです。基本的に少ない時間単位で働くバイトの場合、残業代がでないとかいう話はあまり聞きませんし、有休も半年たたなければ取得できませんが、半年以下で辞めていくなんてザラにいますし、数日で辞めるバイトも珍しくありません。
一部、長期間で働いているバイトなら、有休もらってから退職という話もでてきます。バイトで働いている人も会社を辞めたい、退職したいと考えるのは正社員や契約社員・派遣社員たちと同じです。
バイトの退職代行費用は?
バイトの場合、退職代行費用は3万円前後くらいです。多くの場合、正社員などと比べて費用が安く設定されています。退職にあたってトラブルになる可能性が、正社員ほど大きくなく、手続きも煩雑ではないからでしょう。
代行費用3万円というのは、人によっては高く感じるかもしれません。なので、代行業者を使わずに会社を辞められれば、それが一番ベストですが、このHPを見ているということは、退職代行を使ってでも辞めたいと考えている方がほとんどだと思います。
そして、正社員などと比べて立場的に弱い立場にあるので、職場でのストレスや人間関係の悩みが多くあるのも事実です。直接雇用されているが故なのか、それとも雇用形態上その下はないからなのか、ぞんざいに扱われることも多々ありました(私の経験ですが)。
有休を消化してから辞められる?
バイトの方でも半年以上勤務しているなら有給休暇を取得することができます。なので、有休を消化してから退職するのが理想の辞め方ですね。でも、退職するにあたって有休を消化して辞めたいですとは、なかなか言えない人が多いようです。
それ以前に有休があることを知らされていない場合もよくあります。そして、有休使わせてくれるような雰囲気のない職場というのも珍しくありません。会社を辞めるにあたっては、取得した有休を消してから辞めたいと願うのは当然であり、まっとうな権利だと思います。
退職代行を利用する場合は、ぜひとも有休消化してから退職するように依頼してみましょう。もらえるお金の額も違いますし、そのお金で退職代行の費用が賄えることもあるのです。
ただし、お金のことで会社ともめそうなときは弁護士や労働組合のある代行業者に依頼してください。退職に伴う有休消化について、あなたに代わって交渉ができるのは弁護士や労働組合だけです。それらのいない代行業者にはそこまでの権限はありません。
あなたの退職の意思を伝えるだけの使者にしかすぎないからです。もし勝手に交渉してしまうと非弁行為として、弁護士法違反で逆に訴えられるばかりか、最悪の場合、退職できないことになるかもしれません。
できればバックレ退職はしない方が良い
最終的にはバックレるという方法があります。実際に僕も昨日まで普通に働いていたのに、次の日いきなり無断欠勤し、そのまま来なくなったバイトスタッフを何人も見てきました。
人間関係で辞めていく人、社内いじめやパワハラ、学校があるのに無理にシフトを組まされて、やむなく辞めていった人たちなど、いろんなパターンがありましたね。
ただし、状況によっては無断欠勤されたことで業務がまわらなくなり損害賠償をされた前例があることもあるのです。ただし、よっぼどのことがない限りバイト1人が無断欠勤して、翌日以降、出勤してこなかっただけで会社がすぐに損害を被ることは考えられません。
仮に損害があったとしても、それを訴訟にして訴えるほどの手間とお金ををかける会社なんてほとんどありませんので、あまり深く考えなくてもよいと思います。そういったこともあるんだな、程度に気に留めていただければと思います。
バックレ退職をおすすめしないのは、有給を消化できずに退職扱いされてしまう可能性があるためです。時給計算が違っていたりすることもたまにあります。逆を言えば、そのような可能性がなければヒドイ職場なら無断欠勤してそのまま辞めてしまうのも個人的にはありだと思います。