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プログラマー辞めたい

 

 

退職理由@:給与が低い

 

プログラマーなどのIT業界に限った話ではありませんが、給料が低いという理由で退職する人は多いです。特にIT業界は多重請負構造となっていることも多くあり、下請けの下請け、さらにその下請け(孫請け)なども珍しくありません。

 

 

下に行けば行くほど中間マージンが差し引かれ、末端の会社ではほとんど利益のない仕事しか回って来ずに、いつまでたっても昇給せずに給料が低いままなんてこともザラにあります。

 

 

また、先の長時間労働や残業時間の多さに比例して、それだけ給料も多いのであればまだしも、残業代がでないだとか長時間労働を含めての月給だったりなどという企業もあります。

 

 

やっている業務量の割に給料は少なく昇給も高く望めないため、あるかないかの昇給を期待して何年も勤めるよりも、転職して一気に給料を上げた方が金銭面では有利なんです。

 

 

しかも、プログラマーの場合は、転職回数の多さがさほどマイナスに見られません。通常の会社なら、転職回数が多いと何か問題のある人なのかなと思われがちですよね。

 

 

しかし、プログラマーの場合は転職回数が多い=それだけ多くの経験を積んできていると見られるので、大きな戦力として転職には有利に見られます。

 

 

もちろんどんなキャリアがあるかにもよります。プログラマーの方も、給料はもちろんキャリアアップ・スキルアップ、より良い環境を求めて転職する傾向が強いため、プログラミングの仕事は離職率が高い傾向にあります。

 

 

 

退職理由A:スキルアップ出来ない

 

携わっている業務内容によっては必ずしもスキルアップに繋がらないものもあります。自分が担っているプロジェクト内容が末端の仕事だと特に何のプラスにもならなかったりします。

 

 

通常は、企業・会社規模で業務を担っているため、末端行程しか携わっていない会社の場合だとプログラマーにとっては、ある程度の期間働くと、それ以降はスキルアップしません。

 

 

今後その仕事を何年も続けていて、これ以上自分に何のスキルが身につくんだろう?と突き詰めて考えて転職しまう人もいます。給料をもらう為、お金の為だと割り切れれば良いですが、上昇志向のある人には耐えられない人もいます。

 

 

設計だとか製造工程などにも携わっていきたいと思ったら、会社そのものを変える必要があるので、どうしても転職せざるを得ません。

 

 

また、一定の年齢を過ぎるとそもそもプロジェクトそのものに参画させてもらえないなんてこともあります。体力や学習能力の低下は歳を追うごとに低くなりますからね。

 

 

実際に20代と40代ではプログラムに限らず、新しい知識や技術を習得するスピードが全然違うのは統計的に実証されています。

 

 

 

退職理由B:残業時間が多い

 

プログラマーは常にプロジェクトの納期に追われています。それ故に期限までに間に合わないと残業・休日出勤は当たり前になってきます。納期に追われるストレスを抱えて精神的に病んでしまう人もいます。

 

 

そもそも期限通りに間に合わないスケジュールが組まれているとか、ただでさえ人手不足なのに時間が足りないなど、定時で退社することができない会社もよくあります。

 

 

他業種でもそうですが、プログラマーは特に納期前になると、深夜残業・休日出勤などが当たり前の世界です。休日が思うように取れない・自分の時間が持てない・何のために働いているかわからないなんて感覚になるのは当たり前のことかもしれません。

 

 

 

退職理由C:プログラムが難しい

 

そもそもプログラミングが難しくてついていけないという理由で退職する人も多いです。多種多様な言語を扱う上に、IT業界ではその技術が刻一刻と変化し続けており、ついていけないというものです。

 

 

IT業界は日々新しいものが生み出されており、プログラマーも新しい技術を日々勉強し続ける必要があります。が、年齢を重ねるにつれてそのスピードについていけなくなってしまうんですね。

 

 

若いうちはまだ最先端の情報を追っていけるのですが、徐々に体力の低下・学習能力が落ちてきてしまい、スキルが身につかない・新しい情報も受け取りづらくなります。

 

 

 

退職理由D:人間関係に疲れた

 

プログラマーといっても人間ですので、社内では必要なコミュニケーションが必要なのは他の会社と同じです。だからと言ってコミュ力のある人が多い業界といえばそうではなく、なかなか職場になじめない人もいます。

 

 

業務中はプログラミング言語は全てわかっているという前提で話が進むため、必要なことも質問できない、聞きたいのに聞けないという環境で働く人も多くいます。

 

職場で気軽に話ができる環境が整っていれば良いですが、そうでないと「あの人は嫌だ」「この人には質問したくない」などと、いろいろな人間模様が浮かび上がってくるのは他業種と変わりません。

 

 

業務知識があいまいなまま仕事を進めるとミスにもつながりますし、ギスギスした感じで仕事をすることになります。ストレスがたまり、精神的にキツくなって辞めていくなんてことは、この業界でも当然あります。

 

 

 

退職理由E:長時間労働がキツイ

 

残業時間が多いという理由にも関係してきますが、クライアントから急に仕様変更の要望があったりします。納期ギリギリで言ってくることもありますし、納品後に変更がでることもあります。

 

 

納品後であれば契約外として断ることも可能ですが、それはプロジェクトマネージャーの交渉力次第。基本クラアントには立場の弱い会社が多いため、無理な要望にも断ることもできず、納期に間に合わせるため長時間労働に繋がります。

 

 

プログラミングに対する理解が低いクライアントも多々おり、当初の予定通りに進めていたプロジェクトでも、一方的な変更要求ですべて
最初からやり直さなければいけなくなることもあります。

 

 

そのしわ寄せというのが結局は末端のプログラマーが受けることになり、深夜残業やら休日出勤などにつながり、長時間労働いわゆるブラック企業と呼ばれることになるのです。

 

 

 

プログラマーの転職事情

 

前述しましたが、プログラマーの転職はそれほど大きなマイナス要因になりません。むしろ転職回数がそこそこあると、それだけ経験値があると見られることにもなります。

 

 

また、同じ会社にずっと勤めて昇給を期待しても思うように給料が上がらないのが現実です。給料が上がったとしても微々たるもので、役職に就かない限りは、大幅な給料アップには繋がらないでしょう。

 

 

それよりも転職して違う会社に勤めるというだけで給料が大きく上がる可能性の方が高いです。下請けの下請け企業で働くよりも、元請企業で働く方が給料が高いのは当然だからです。

 

 

但し、転職が成功するのは30代前半までと思っていた方がいいでしょう。それ以上になると転職市場でのプログラマーの価値は下がっていきます。体力の低下や新しい技術・言語・プログラミングを学び、吸収できる能力が徐々に下がっていくとみなされます。

 

 

そして転職先の企業をよく調べることも大事です。業界内でどの程度のポジションにいるのかです。結局は会社の規模=売り上げが高い=人件費にかけるお金も高い=給料が高いという図式は、他の会社と同じです。

 

 

また、システム開発と求人募集に記載されていても、実際には技術者を派遣しているSES企業の場合もあります。派遣先の企業に通い客席常駐勤務として働くのと自社開発会社とでは働き方・業務内容にすごい差が出てきますので面接時にもきちんと確認するようにしてください。

 

 

 

 


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