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残業代が出ない会社は辞めるべき

 

 

 

残業代出ない会社は世の中に沢山ある

残業代が出ない会社は辞めるべき

 

残業代の出ていない会社というのが世の中には存在します。正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト・パートなど雇用形態に関わらず、残業代が出ない会社というのは本当に出ません。

 

 

僕が経験してきた仕事の中で、残業代が出ないものはありませんでした。ただ1つだけ、なんかちょっと少なくね?と思った月があった仕事があるのですが、明確に残業代でないとわかったものはありませんでした。

 

 

課長や部長などの役職のついた管理職にもよるかと思いますが、こういったことは直雇用かそうでないかによるところが大きいです。つまり、間に派遣会社を挟んでいる派遣社員の方が残業代もしっかり出ているということです。

 

 

残業しているにもかかわらず残業代を出さないというのは、会社にとっては都合の悪い事実なわけで、それを派遣会社に知られてしまうようなことはしません。

 

 

自分の会社の従業員を直接雇っている、つまり直に給料を管理しているわけですから、従業員の給料明細をちょっといじる、調整するなんてことは容易なわけです。

 

 

家族経営の会社なんて特にそうです。そしてそう会社は新卒の新入社員を好んで採用しようとします。なぜなら世間や社会を知らない新人に「これが普通なんだよ」と言えば、「ああ、そうなんだ」とすぐ信じるからです。

 

 

つまり洗脳しやすいんですよね。僕のように何度も転職していると、前の会社はちゃんと残業代払ってくれたのにとか、有給使わせてくれないのはおかしいなどと、すぐ気づくからです。

 

 

そして文句を言うわけです。そういう従業員よりも、これが社会人なんだと素直に従ってくれる人の方が、会社にとっては扱いやすいんです。そして安い給料で働かせられるわけです。

 

 

 

残業代出ないのはどんな会社?

 

どんな職種であっても残業代が出ないところは出ないです。営業・事務・建設業などの物流系や商社、病院で働く看護師・保育園で働く保育士などでも、出ないところは出ません。

 

 

それよりも会社・事業主の規模で見る方が分かりやすいです。大手よりも中小企業・零細企業で残業代がないという話はよく聞きます。それと家族経営の会社です。

 

 

一般的には規模の大きな大手企業ほど法律を遵守しています。基本労働8時間に週5日勤務、週40時間を越えればすべて残業代が発生し給料を払っています。経営がそれなりに安定しているからです。

 

 

利益が出ている=儲かっているからこそ人件費にもお金をかけられるわけで、中小企業や零細企業では大企業ほど利益がないため、人件費を浮かせようと残業代を出さない・出そうとしない傾向にあります。

 

 

本来は会社の利益に関わらず残業代は払わないといけないのですけどね。それと家族経営・一族経営の会社です。そもそも法律を知らないで経営している場合が多いです。

 

 

あるいは、家族同士で働いているため家族間ではタダ働きが当たり前なので、それを家族以外の従業員にも強制しようとしている場合です。

 

 

 

残業代出ないなら帰るのが当たり前

 

残業代が出ないなら働く必要はありません。強制されてないけど、5分や10分くらいなら自発的に働く分については問題ないのかもしれませんが、本来はその時間も給料が発生するわけです。

 

 

時間になったら作業を止めるのが原則です。作業途中であってもです。逆に言えば時間まで終わらせるようにすべきなのです。数年前に働き方改革というものがあり、定時で帰るだとか裁量労働制、変形労働時間制みたいなことが叫ばれていました。

 

 

現在もウイルス感染防止の一環としてテレワークなどの在宅勤務を取り入れている会社がどんどん増えています。いずれにしろ、残業代が出ていないと確認とれたら基本的に働く必要はありませんし、自発的に残るのもNGです。

 

 

残業代でなくても仕事したいなんて人もたまにいますが、これもダメです。残るなら給料を発生させるか、給料が出ないなら仕事はしないかのどちらかです。

 

 

 

残業代出ないのは違法?

 

残業代が出ないのは基本的に違法です。試用期間だとか勤続年数にかかわらず、出ないなら残業しないというのが正解です。毎日残業した分を給料に換算すると大きな金額になるはずです。

 

 

何より仕事に対するモチベーション・やる気が出なくなってしまいますよね?また、タイムカードなしとかタイムカードは上司が勝手にきっているなんてのも違法です。出勤退勤時間は勝手に管理されるべきものではありません。

 

 

そして本来1分単位で給料は発生するものなのです。タイムカード15分単位なんだよねーとか言われて、17時14分にタイムカードをきった場合、14分間無給という会社が昔よくありました。

 

 

15分単位だったり30分単位だったり10分単位だったりするのは会社によって違います。僕も多くの会社でこれを経験してきました。いずれにしろ、タダ働きの時間が発生しているので、これも違法です。

 

 

 

残業代出ないけど残業してるのですが?

 

業種(民間のサラリーマンなのか、公務員や学校教員なのか)や職種(事務職だとか営業職など)、また役職(管理者か一般社員か)や雇用形態(正社員・契約社員・派遣・パート・バイト)にもよります。

 

 

そして、会社の規約によるところもあります。日給制や月給制になっているのか、みなし残業になっているのか、出張代とか営業手当はもともと出ない規約になっているのかだとか確認してみて下さい。

 

 

みなし残業って?

みなし残業とは、給料の中にあらかじめ残業代を含めておくというものです。会社が従業員の正確な残業時間を把握できない場合に設定しておくものです。雇用契約書(労働契約書)に、「月30時間の残業を含む」などと記載されていれば、毎月の給料の中にそれが含まれているため、残業代は別途支給されません。月30時間よりも少ない残業時間だったり、毎日定時で退社していれば、給料の金額は変わりませんが、労働時間に比べて給料が多く支給されたということになります。

 

 

会社の規約を確認し念のため先輩社員や役職のある上司にも確認してみると良いでしょう(これが一番早く確実です)。そこで初めて残業代が出ないとわかったら早めに行動して下さい。

 

 

今まさにただ働きさせられている可能性があります。上司に相談する、会社にかけあってみる、労働基準監督署に通報するなり転職するなりした方が良いです。

 

 

 

 

残業代出ないなら労基に相談すればいい?

どこに相談すればいいの?どこに言うの?と言えば、労基(労働基準監督署)が効果的です。ただし、相談したところで希望する結果がでるとも限りません。ここではおすすめできる相談先として下記をご紹介します。

 

 

 

 

会社に相談する(おすすめ度:★)

残業代が出ないなら直接会社に相談すればいいのでは?という人がいますが、全くもって現実的ではありません。相談して残業代が出るんだったら、現時点でもう出ています。

 

 

仮に相談したとしても相手にされない可能性が高いです。「そんなこと言うのは10年早い」とか「もっと仕事できるようになってから言ってくれ」なんて言われることもあります。

 

 

また、給料の管理は会社の経営に関わるものなので、通常は経営者に近い役職者でなけば意見できないということが多いです。管理職でもさらに上の方か、あるいは役員にでもなければ口出しできないです。

 

 

それに口出しできたところで会社の方針が変わる保証もありません。そもそも長いこと会社の慣習として残業代を出していなかったわけです。その方が会社の利益になるからです。

 

 

経営を苦しくさせてまでお金を払いたいとは通常思いませんし、誰だってお金を払いたくありません。タダで働いてくれる働きバチがいれば、喜んで使い倒そうとします。

 

 

 

労働基準監督署に相談する(おすすめ度:★★)

労基に通報するという方法もあります。但し、残業代が出ないということを証明するに足りるだけの証拠をそろえる必要があります。タイムカードや出退勤記録、場合によっては証人や証言(録音)することも必要になります。

 

 

うまくいけば行政指導が入り残業代がでるようになるはずです。ただ、行政指導が入った後、あなたと会社の関係は気まずくなるかもしれません。

 

 

労基には匿名で相談することはできないので、行政指導してほしければちゃんと自分の名前を出して通報する必要があります。会社側からすると、内部告発されたということになるので、通報した従業員は裏切者という目で見られることを覚悟する必要があります。

 

 

 

裁判所へ行って訴える(おすすめ度:★)

労働基準法に違反しているとして訴えることで、今まで無給で働いていた分の給料を取り戻せる事も可能です。もちろん証拠集めは必須です。もちろん、その会社を辞めるという前提になります。

 

 

労基に行政指導してもらう以上に、ハッキリと会社と対立することになりますので、以後その会社で働くことは諦めた方が良いです。時間もお金(訴訟費用)も労力もかかる方法ですが、今までタダで働いてきた金額を考えればやってみる価値はあるかもしれません。

 

 

 

退職する(おすすめ度:★★★)

結局のところ、これが一番手っ取り早いです。僕も給料遅延・未払い賃金があった会社に対して裁判を起こしたり労働基準監督署に行ったこともあるのですが、かける時間と労力を考えれば退職して転職した方が本当に早いです。

 

 

ブラック企業を労基や裁判所に言って改善させようとするより、ホワイト企業に転職すると全く別の世界が見えてきます。

 

 

ブラック企業とは違うホワイト企業の常識

残業を依頼する時は必ず本人の承諾が必要である
残業したとしても上限を越えることは絶対にない
残業代が出ないことはあり得ない
給料・残業代は1分単位で発生する
毎月、有給休暇を使いたい日を指定できる
有給休暇はどのくらいあるのか教えてくれる
週のシフトは5日まで。6勤以上には絶対ならない

 

 

経験してきたから分かるのですが、ホワイト企業は上記の条件全て満たしています。僕もそれまでは、半年以上勤めているのに有給使える職場なんてありませんでした(´;ω;`)。

 

 

バイトでも10連勤・14連勤とか普通にありましたね。休み希望日は完全無視されてました。文句を言っても聞く耳持ってもらえなかったです・・・。

 

 

 

 

残業代出ないなら転職すべき

 

会社に恩があってとか、今の職場が気に入ってて我慢できるならまだしも、辞めたいならすぐにでも辞めるべきです。立派な退職理由になります。

 

 

転職先の面接でも未払い残業代が多く、話をしても改善してもらえなかったと言えば良いです。僕みたいに転職理由が多いのも問題がありますが(笑)、直接給料に響く、年収が違ってくるため、退職できる状況にあればすぐに会社を辞めて下さい。

 

 

それまでの残業代を請求したいなら、証拠を集めて労働基準監督署や弁護士に相談すると良いです。退職した後でも前の会社を訴えることはちゃんとできます。

 

 

 

 

 

 


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