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結婚を機に退職する

 

結婚や妊娠(出産)を理由に退職するというのは、女性ならでは退職理由ですね。いわゆる寿退社というものす。最近では男性も結婚して主夫になるため退職という選択をされる割合も増えているようですが。

 

 

結婚しても、そのまま仕事を続けるか専業主婦になるか、一時的に休職するか(産休・育休)、選択肢も様々あります。正社員・契約社員から派遣・パート・アルバイトに雇用形態を変えて短時間労働にシフトする方もいますし、育休をとって数ヶ月後に復帰するという方もいます。

 

 

あるいは、これを機に全く別の業種に転職したり、再就職したりする方もいます。幼稚園の教諭をやっていたのに、看護師として働いたり、美容師として働いていたのにOLでパート勤務したりする人なんかもいます。

 

 

 

入社してすぐ結婚退職するのはあり?

 

結婚退職する時期ですが、入社してあるいは転職してすぐに退職するのはどうなんでしょう?入社3年目、4年目とかならまだしも、1年目とか半年あるいは入社後2〜3ヶ月しかたっていないのに退職するとなると、少し注意が必要です。

 

 

アルバイトやパートならまだしも、正社員や契約社員で入社してきて、すぐに辞められると会社側としては通常良くは思いません。業務上の戦力として会社に貢献してもらうために、正社員もしくは契約社員として長いスパンで考え採用しているので当然といえば当然です。

 

 

しかし、あなたが仕事と結婚を天秤にかけて結婚を選んだのであれば、入社したのがいつだろうが全力で退職を押し進めましょう。生涯を左右するイベントを、仕事のために犠牲にするいわれはありません。

 

 

せっかく正社員で採用されたのにもったいないなどと言う声もありますが、後悔しないよう考え抜いた末の結論なら仕方ないです。退職を引き止められたり嫌みや小言、やっかみを受けるかもしれませんが、勇気をもって立ち向かうべきです。

 

 

昔は結婚したら強制的に退職となる結婚退職制というものもがある会社もありましたが、働く女性が増えた今、そんな制度は時代遅れになってしまいました(裁判例でも無効となりました。)

 

 

 

結婚退職を報告するタイミングは?

 

さて結婚退職する意思が決まったものの会社の上司にいつ言うのがいいのでしょうか?これは結婚以外の理由で普通に退職する場合と同じです。正社員の場合なら、期限の定めのない期間で雇用されているので、基本的には2週間前に通知すれば辞められます。

 

 

ただ、2週間前だとさすがに業務上の引継ぎだとか、あなたが抜けた分の穴埋めに入る人材の選出や、場合によっては求人広告を出す場合もあるかと思いますので、結婚退職の意向は早めに伝えるのがベストです。

 

 

何ヶ月前に通知するばいいのか、辞める際の時期や手続きについては、会社の規則に記載がありますので確認してみてくださいね。契約社員の場合だと、労働期間を事前に定めていますので基本的にはその期間が来るまでは辞められません。

 

 

契約期間前に退職したいなら、それも含めて上司に相談する必要が出てきますので、すぐにでも伝えてください。入社したばかりなのに辞めるなんて言いにくいなどと、いつまでも言い出せないでいると、さらに会社に迷惑がかかることになります。

 

 

雇用形態(正社員・契約社員・バイト・パート)にもよりますが、大体3ヶ月前くらい遅くても1ヵ月には伝えておきましょう。当然ですが、退職するにあたり貯金がどれくらいあるのか、引っ越しする人は引っ越しの時期だとか等々考えてから退職の意思を伝えてくださいね。

 

 

 

結婚退職するときの言い方は?

 

結婚することをよっぽど知られたくない限りは、ハッキリと「この度、結婚することになりました。これを機に退職したいと思います」というような言葉で伝えましょう。

 

 

1日の業務の一番最初か、一番終わりで業務上忙しくないタイミングで上司に相談します。一身上の都合と伝えると、ほぼ100%具体的な理由を問われます。

 

 

そこで、「実は結婚することになりまして」と言うより最初から結婚するのでと言ったほうが伝わりますし、その後も話しやすくなります。

 

 

 

結婚すると嘘つくのはあり?

 

結婚するということがよっぽど言えない雰囲気の職場であっても、嘘をつくのは得策ではありません。他の理由で隠そうとすると、その理由や伝え方によっては引き留められる原因になるからです。

 

 

その後の言動の整合性もとならければなりませんし、嘘がバレてしまうリスクもあります。ただ、正直に結婚退職すると伝えても、今忙しくて人がいないからと承諾されなかったり、給料を上げるからとか残業を減らすからとか、引き留められることもあります。

 

 

そのような場合は、ハッキリと「結婚を理由に」退職の意思があることを伝えれば、通常はそれ以上深く引き留められることはないです。

 

 

具体的な退職日時や結婚式の時期(式に招待する場合)、入籍のみの場合、引っ越しするならその時期なども伝え、業務上の引継ぎもしっかり行うことを伝えます。

 

 

 

嘘ついて退職したらバレる?

 

この結婚退職という辞め方ですが、とりあえず仕事を辞めたい人の「建前上の理由」にも使われることもあります。結婚して専業主婦になるので辞めますとか、結婚して夫の実家に住むため引越しますのでなどと言われれば、普通は「あぁ、そうですか」としか言えませんからね。

 

 

それ以上、深く突っ込んできたり証明書だとか証拠を出せみたいなことを言われることは、普通ありませんので、それなりに振舞っていれば大丈夫かと思います。

 

 

但し同じ職場内に彼氏がいる場合なんかは、その彼がいつまでも結婚しないままだと勘づく人も出てくることかと思います。そんなときでも、実は結婚する予定だったけども親の都合で先延ばしになっただとか、結婚の話自体がなくなっただとか言えば良いでしょう。

 

 

 

結婚退職で退職代行サービスを使う?

 

結婚退職するなら退職代行サービスを使わなくても普通は円満に退職できます。ただ、中にはそれでも退職できない、退職を承諾してくれないという職場が存在するのも事実。

 

 

あまりに人手不足で引き留められたり、もう少し待ってと引き伸ばしをお願いされたりするのはまだしも、結婚そのものを取りやめろなんていうアホな上司もいたりします。

 

 

ここまでくると、もはやハラスメントを通り越して人権侵害と言っていいでしょう。結婚を機に退職すると言ったのに、返事を濁されたり、なかったことにされたりすることもあります。

 

 

モラルのない職場で自分の人生を棒に振ってはいけません。むしろそんな職場だからこそ、結婚じゃなくても早く辞めるべきです。最終手段として退職代行サービスを使って辞めるという方法もあります。

 

 

但し、普通なら円満に退職できるはずの結婚退職でお金を使うのは、ちょっともったいないですので、あくまで最後の手段として考えておきましょう。

 

 

 

 


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