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トヨタ自動車の社員パワハラ自殺問題

 

 

 

僕もパワハラ被害の経験者です。こんなニュースを聞くと本当に心が痛みますね。自ら命を絶つよりもまず逃げましょう。こういう事件があるからハッキリと言えるんです。バックレたっていいって。

 

 

仕事なんて礼儀正しく最後まで出勤なんてしなくていいんです。嫌になったら途中で逃げてもいいと断言させていただきます。真面目な人間ほど最後まで働き通そうとして心身を壊していくんです。

 

 

 

どんな事件だったの?

トヨタ自動車(愛知県豊田市)の入社3年目の男性社員(当時28歳)が2017年、上司のパワーハラスメントを苦に自殺したという事件です。直属の上司から「死んだ方がいい」などと叱責されるようになり、適応障害と診断されました。

 

 

7月から3ヶ月間は休職し復職した後、17年10月に自ら命を絶たれました。自殺直前まで「会社の奴隷みたいだ」「死にたい」などと親にメールで漏らしていたそうです。

 

 

 

裁判所の判決は?

トヨタ側は当初、パワハラと自殺との因果関係を否定していましたが、2019年9月に豊田労働基準監督署が労災認定すると一転して因果関係を認めています。自殺の原因はパワハラによる適応障害だったと認め、遺族に謝罪し解決金を支払っています。

 

 

⇒こういう事件って、会社側は絶対非を認めませんよね。学校のいじめ問題もそうですが。労災認定されて初めて非を認めているんです。

 

 

 

再発防止策の実施

遺族側に再発防止を誓い、パワハラ行為を行った上司を就業規則に基づき処分しています。匿名通報を受け付ける相談窓口の新設などもしています。

 

 

⇒相談窓口なんてあって当然です。ないからやりたい放題なんですよ。通報する窓口がないからこそSOSをどう伝えればいいのかわからないんです。

 

 

 

パワハラと感じたらすぐ通報を

 

パワハラと感じたら、まず相談してください。普通は社内に相談窓口があります。相談窓口ながないなら労働基準監督署に相談すれば相談にのってくれます。社内の相談窓口というのがあるのが通常なんです。

 

 

パワハラ・セクハラ・モラハラ・いじめ・・・。おかしいと思っても誰にも相談できないのが現状だと思います。僕の場合は、自分の非を絶対に認めない上司でした。上司自身の間違いを指摘しても「人のせい?」なんて言われ、「人のせいにされました〜」と皆に聞こえるように大声で言いふらすのです。

 

 

そのくせ人のミスには人一倍大声で怒鳴りつけるのです。上司というのが飲食店の店長なので、立場的に上司を叱れる人は誰もおらず、僕の他にもみんな手を焼いていました。

 

 

店のトップに立つ人間のモラルや倫理観・人間性がおかしいと職場の雰囲気って悪くなるんですよね。事実、お客さんからも夜はすごく穏やかなのに、昼のお店の空気は怖いよ?と言われていました。店長が現場にいる昼だけ雰囲気が悪いんです。

 

 

雰囲気悪いくしているのは店長自身なんですが・・・。遠くにいても聞こえる怒号の数々。お客さんにも聞こえるのでクレームにもなっていました。従業員の叱られるところを見たくないって。でも、店長自身のクレームなので誰も注意できないんです。

 

 

店長自身も俺は悪くないと思ってますし、その会社の社長がとても有名な人でしたので、店長も社長の真似をしてカリスマを気取っていました。でも、社長と店長では年齢も実績も実力も人間性も全く違います。

 

 

いくら社長と同じことを言っても行動が伴わないので矛盾だらけだったんですがね・・・。そして、それを指摘すると逆切れされるという、もう誰も手を付けられない状態でした。

 

 

 

体調不良になったら危険信号

 

経験者は語るですが、体に支障をきたしたら危険と思ってください。僕は当時、その店長のことを考えると胸がズキっと傷みました。ストレスです。自分の非を認めず全て何でも僕のせいにしていましたので、どう対処していいか分からなかったんです。

 

 

当時資格試験を目標に勉強していたので、試験が終わるまでは仕事を辞められない状態でした。仕事を辞めたとしても、また新たに仕事をみつけ慣れるまでに時間もかかりますし生活もかかってしましたからね。収入が途絶えるのが怖かったです。

 

 

・・・が、はっきり言わせてもらいます。身体に不調を感じたら辞めるべきです。職場に合わないというのはまっとうな退職理由です。なんなら病院や医院・クリニックに行って、適応障害・うつ病・自律神経失調症などの診断書をもらってください。

 

 

診断書をもらって傷病手当を申請すれば最長1年6ヶ月の間、傷病手当金がもらえます。当時、こんな知識なんて知らなくてひたすら耐えてましたね。昭和生まれ、しかもスポーツをやっていたのでちょっとのことやそっとの怒号や暴力、暴言なんて当たり前だと思っていました。

 

 

 

退職代行を使ってでも即日退職を

 

でも実際に辞めるとなると勇気がいります。社会人なら辞めるときはちゃんとした順序を踏んで手続きし挨拶して終わるべきみたいなのが美徳ですし、それが常識かつマナーだと思っていましたので。

 

 

また、お世話になった人もいましたので会社を辞めることに対して後ろめたさというのがどうしてもあったんです。せっかくお世話になったのに退職するのは申し訳ない・・・みたいな感じです。でも、ここで負けてはいけません。

 

 

体に不調が出るってのは、それだけ無理しているってことなんです。そしてそんな無理しているあなたを誰も職場の人は救ってくれないんです。救ってくれないどころか、気づかない・・・見て見ぬふりをしてるんです。

 

 

普通、怒鳴られたりしたら、まわりの従業員って絶対気づきます。店長が怒鳴っていても、その店長自身に原因があって店長が悪いだなんて誰も思いませんからね、普通は。

 

 

怒鳴られてる方にも、少なからず責任はあるだろみたいな目で見られることも少なくないです。実際は違うんですが。で、結局自分のことは自分で何とかしなければいけないわけです。相手が上司ですからね、反論しても耳を貸さないんです。

 

 

立場上、下の人間が上の人間に意見しても通らないわけで。なので、相手にしない、関わり合いにならない、出勤しない、退職する、バックレるってのが正解なわけです。

 

 

 

退職後でも訴えることができます

 

ただ、退職しても結局、自己都合による退職扱いにされるわけです。とんでもないですよね。あきらかなパワハラがあるのに。そして、退職すると次の仕事を見つけなくてはいけませんし、それまでの間収入が途切れることにもなります。

 

 

なにより、パワハラ上司に何とか仕返ししてやりたいって思いませんか?実は、退職した後でも法的に争うことはできるんです。実は職場でパワハラにあっていた、そのため身体に不調をきたした。だから退職したというのを認めさせる必要があります。

 

 

そのためには、証拠となるものを集める必要があります。退職する前に可能ならば証拠を集めておいてください。店長の怒鳴り声が録音されたテープや、パワハラにあった時の状況はメモしておきましょう、証言をしてくれる協力者も見つけておくことです。

 

 

職場に残って働く人にとっては職場の空気がよくなるなら、よろこんでパワハラ上司への訴訟のために協力してくれるでしょう。タイムカードだとか、業務上ひどい扱いを受けたことがわかる物を証拠として集めてから退職し、弁護士に相談してみましょう。

 

 

可能なら病院での診断書もとっておくと良いです。自己都合による退職ではなく、会社都合のよる退職、そして傷病回復のためのお金や賠償金を払ってもらえます。

 

 

 

 

 


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