退職代行　看護師

 

看護師の退職者が激増！？

 

現在、看護師の退職が相次ぎ、各地の病院・施設で看護師の人手不足が止まりません。先日もテレビで東京女子医大の看護師大量退職のニュースがありましたが、現在、医療現場が深刻な状況に陥っています。

 

 

もともと、1年目2年目で退職する人は一定数いますが(最短3ヶ月で辞める人などもいます)、それに拍車をかけるように十数年以上勤務していたベテラン看護師も辞めるほど現場が大変な状況に陥っています。

 

 

ただでさえ感染のリスクがあるのに、万一感染した場合の措置も受けられるかわかない状態では、危険が大きすぎますからね。その上、夜勤・休日出勤・残業代やボーナス不支給なんて待遇なら誰だって辞めたくなります。

 

 

正規の看護師ならまだしも、派遣や短期間で働いている、いわゆる非正規雇用の看護師からすれば、命の危険にさらされながらも待遇面がよくないと続けられません。家族の方から反対されているという方も多いです。

 

 

万一感染した場合のケアや、危険な労働に対する十分な見返り(昇給・ボーナス支給など)、環境の改善がされない上に、さらに患者さんからも罵声を浴びせられた日には、みんな辞めちゃいますよね・・・。

 

 

 

看護師の退職理由！本音ランキング

 

現在、看護師の離職率は10％程度であり、他業種に比べると高い傾向にあります。新卒や20代の新人看護師は7〜8％程度に対して、30〜40代の看護師だと12％程度ほどあります。

 

 

現職で働いている看護師の実に80％が職場に対して何らかの不満があり、日々年度途中での退職を考えているという統計データもあるそうです。多くの看護師は、建前上の退職理由を言って辞めていきますが、実際には違った理由で病院を去っていく方が多いです。

 

 

変に引き止められたり、トラブルになったりするより嘘でもいいので円満に退職したいと願うのは自然な考えでしょう。ここでは建前上の理由ではない、あくまで本音の理由(これが嫌だから辞めた！)をランク付けして解説していきます。

 

 

1位：人間関係

 

人間関係でやめる人は職種を問わず多くいます。特にナースという女性の多くいる職場は様々な人間模様があります。最近、男性看護師も多くいる病院も増えてきましたが、それでも昔ながらのいじめや陰口、嫌がらせなんかがあるのも事実です。

 

 

それに加えてパワハラやセクハラなんかもあれば、毎日がストレスで精神が疲弊してくるのも無理はありません。決してナースの職場に限った話ではないですが、人間関係の悩みはどの職場でも永遠のテーマです・・・。

 

 

2位：業務過多のため(残業・夜勤が多い)

 

毎日が激忙で残業が多くて勤務時間が長い・・・。これも看護師に限った話ではありませんね。労働時間が長いと本当に疲れます。例えば、1日15〜6時間も働いた日には家に帰って何もできませんからね。

 

 

仕事して帰って寝るだけ。そんな何週間も続くと、何のために働いているのかすらわからなくなります。看護師の場合、それに加えて夜勤もあります。

 

日勤が続いた後に夜勤、また日勤に戻り昼夜の労働で体内時計が完全に狂い体調を崩すこともあります。長く勤めたいなら1日の労働時間は本当に大事なことです。

 

 

3位：健康状態・体調不良

 

もともと体がそれほど強くない上に持病があったりして体調を崩しやすい方も多いです。その上、業務過多によりさらに体調を崩しやすくなります。

 

 

長く仕事を続けていくにはハードワークに耐えられるくらいの体力が必要です。また、精神面の健康も重要です。人間関係のストレスに加え、日々高度な医療技術に従事しているわけです。

 

 

医療事故を起こさないようにと緊張状態が長く続いたりするとメンタルの方もタフでないとやっていけません。患者さんとの接し方、排泄の介助、他の看護師との人間関係、上長との軋轢などなど、頭を悩ますことはたくさんあります。

 

 

4位：結婚・妊娠・出産

 

これが一番まっとうな職理由かもしれませんね。結婚・妊娠・出産は一生の中で大事な節目です。これを境に辞める・家庭に入るというのはごく自然な流れで、実際にこれを機に退職する看護師は多いです。

 

 

最近では、結婚・妊娠・出産などしても、すぐには退職せずに、産休をとって休職し、後に復職する方も多くいます。

 

 

5位：お金・給料など

 

収入面を理由に退職するのは、他の業種にも言えることですが、看護師の給料は、他の業種に比べて決して低い方ではありません。しかし、やっている業務量・責任と、もらっている給料を比較すると、仕事に見合うだけの給料をもらっているとは言えないと感じる方が多いです。

 

 

何年たっても一向に昇給せず、看護師長・看護部長などの役職につかないと昇給が望めない病院もあります。

 

 

 

6位：休暇が取りづらい

 

一部を除き、基本的には24時間体制の為、希望の休みが取れないことも、多くあります。休みがとれても勉強会があって休みが取れなかったりだとかもあります。

 

 

バリバリ働きたい人にとっては苦にならないかもしれませんが、プライベートも大事にしたい方にとっては休みが取りづらいのは大事な部分です。交際相手と将来結婚を考えているという多くの女性にとっては、仕事以外の時間も大事にしたいはずです。

 

 

7位：スキルアップ

 

他分野のスキルを身に着けたい、慢性期病院ではなく急性期病院で働きたいとか、終末医療を扱いたいと方もいます。今働いている病院にはない分野の医療現場で働きたいと思うのは、ごく自然なことで自分のキャリアアップのために今働いている病院を退職される方もいます。

 

 

8位：家庭の事情(介護・子育て)

 

働きたいけど親の介護や子育てが・・・という家庭の事情により退職を余儀なくされる方もいます。実際に本当にそういった理由で辞めてく方もいるのですが、本音の退職理由を言いたくないための、建前上の理由にされることがあるのもこの理由です。

 

 

家族関係など家庭の事情にはむやみに深入りすべきではないため、深くつっこんでくる方も多くはありません。

 

 

 

看護師の退職理由の伝え方

病院・医院・クリニックを辞めるとき

退職するときの理由についてですが、退職理由によって正直に伝えた方がいい場合とそうでない場合があります。

 

 

結婚・妊娠・出産・引越しなどの場合

これらの場合は正直に退職理由を話して辞めればよいと思います。変に引き留められることもないですし、誰しもが納得する理由だからです。

 

 

給料・人間関係・労働条件などの場合

これらの理由で退職する場合、そのまま退職理由を伝えると、快く思われない傾向にあります。変に諭されたり、改善策を提案されて引き留められることもあるでしょう。

 

 

それでも退職の意思が揺るがないほど辞めたいならば、最初からある程度の嘘をついて辞めるのもありです。家庭の事情(親の介護だとか、夫の転勤・仕事の都合、子育てなど)と言っておけば、深く立ち入ることもされずに穏便に済みます。

 

 

もちろん、あからさまな嘘をついてしまうとすぐにばれてしまいますし、言うことに一貫性がなくなってしまい不自然に感じられてしまいますのでご注意を。

 

 

転職活動で面接する時

 

退職後、新たな病院・医院・クリニックなどの面接を受けるとき、前はどうして辞めたのという質問は必ずされると思います。履歴書や職務経歴書には「一身上の都合」と書いておけば良いですが、面接で問われた場合はそうはいきません。

 

 

転職に失敗しないためにも中途退職した理由については、ちゃんとした回答を用意しておきましょう。当然ここでもあからさまな嘘をつくのはよくありません。後になってバレることもあります。

 

 

後々後悔しないためにも、正直な気持ちを伝えるのが良いです。もちろんすべてを話す必要はありませんので、ポジティブな理由に切り替えて伝えることが大事です。

 

 

人間関係が原因で辞めた場合の例文

例：コミュニケーションが取りづらい環境で十分な能力を発揮できなかった。もっと自分のコミュニケーション力を生かした環境で頑張りたい。

 

 

給料が不満で辞めた場合の例文

例：キャリアップを図りたかった。緩和病棟で働きたかったけれど、前の病院ではなかったので、転職を決めた。

 

 

家庭の事情で辞めたという場合の例文

例：親の介護は他の親族が面倒を見てくれるようになり、自分の負担が減った。子供も大きくなって自分がいなくてもある程度までは自分で生活ができるようになった。

 

 

・・・などです。ネガティブな理由をポジティブに変換し面接官に伝えてみましょう。要は、ウチで働くことになっても、また同じ理由で辞めはしないかという心配を払拭させればよいです。

 

 

後ろ向きな理由で退職したのかもしれないけど、転職するにあたって退職を前向きにとらえているというのが伝わるようにするのがポイントです。

 

 

 

ここでは看護師を退職する際の手順を説明します。いきなり退職届や退職願を提出するのはNGです。まずは直属の上司に相談することです。直属の上司が相談しにくい場合は、同じくらいの役職や、さらにちょっと上の役職者に申し出ましょう。

 

 

伝える時期としては、退職日の半年前〜3ヶ月くらい前がベストです。期間の定めなく働いている場合、法律上は2週間前に通知すれば退職できるとしていますが、業務の引継ぎなどを考えれば、このくらいの余裕をもっておくとよいです。

 

 

病院によっては、退職する場合は何ヶ月前に誰誰に言いましょう、などと規則に記載がありますので確認してみてください。仕事を辞めますなんて言いにくいなどと思って、そのまま言わずに退職日の何日前かになっていうと、有給消化を拒否されたり退職手続きそのものが受理されないことにもなりかねません。

 

 

いつ言うかタイミングを見計らいながら決めて下さい。その日の業務の最後に直近の上司(師長や看護部長ではなくてもよいです)に話し合いを求めてみてください。

 

 

切り出し方としては、「退職を考えているのですが・・・」という伝え方でよいと思います。

 

 

 

 

 

看護師の退職でよくあるトラブル

退職の強い引き止め

 

退職の意思を伝えることで、退職日に晴れて円満退職・・・というのが理想ですが、必ずしもそうはいかないのが現実です。退職を引き留められたり、返事を濁されたり、わざと返事を長引かせてくるなんて嫌がらせみたいなこともあります。

 

 

辞めると伝えた後も最終出勤日まで今まで通りに働くことを考えると、引き留められた場合にも穏便に事を済ませたいものです。

 

 

人手不足で今辞められると困ると言われた場合

 

あらかじめ余裕をもって退職の意思を伝えます。足りない人材を補って、あなたの代わりに仕事を覚えさせられるくらいの期間があれば文句は言われません。

 

 

最低でも1ヶ月前に伝えれば文句を言われる筋合いはありません。重要なことですが、人手不足なのと、あなたが退職するのとは関係がありません。

 

 

考え直してくれなどと食い下がられた場合

 

キッパリ断ることができれば、そうしましょう。強い意志があることを示せば相手も応じるはずです。相手が師長だとか看護部長だとか、それよりもっと役職の高い人に引き留められた場合は、即座に断ると角が立ちます。

 

 

なので、その場合は「一度考えさせて下さい」と、その場をしのいでください。そして翌日あるいは2,3日後に「やはり退職の意思は変わりませんので」と改めて伝えると相手の顔を立てつつ穏便に話が進みます。

 

 

返事を濁された場合

 

返事を濁された挙句、何もなかったかのようにされてしまうこともあります。そんな時には退職届を提出するという方法があります。あなたが退職する気満々だったとしても「そんなこと聞いてないよ？」としらばっくれる人も中にはいますからね。

 

 

なので、退職の意思表示をしたという証拠を残す意味で退職届を出すのです。通常、退職届を提出しなくても退職することはできますし、退職届が不要な場合もあります。

 

 

でも、後になって「退職すると言った・言わない」の話になってしまい、トラブルになることもあります。〇月×日に退職届を提出した＝退職の意思表示をしたということを相手に示す、証拠に残すために退職届を使うわけです。

 

 

ちなみに、退職届は直接相手に手渡すのが一般的ですが、受け取ってくれなさそうな場合は、封筒に入れて郵送しましょう。

 

 

 

看護師こそ退職代行で退職しよう！

 

看護師の退職者が後を絶ちません。ただでさえ女性の多くいる職場なうえに、ウイルスの影響により職場を後にするという選択を迫られた人も数多くいます。

 

 

すでに退職を決めた人、今まさに退職を検討している人いろんな方がいますが、一番確実に、そして最大限もらえるお金を受け取って、即日退職できる方法が退職代行サービスです。

 

 

現在の職場に不満を抱える人は数多くいます。これだけ体張って仕事をこなしている割に給料が少ない、身体の疲弊がキツイ、人間関係等のストレスがたまるなどの不満を持っている人は数えしれません。

 

 

 

 

さらに今なら自分にも感染のリスクがある上に、患者さんから心ない罵声を浴びせられ、精神的に嫌になってくる人もいることでしょう。かといって辞めますなんて言える雰囲気じゃない。

 

 

退職金はもちろん、年休(有給休暇)だとか、未払い残業代なんかも全部もらって辞めたいと考えている人も少なくないはずです。そのすべてをあなたの代わりに病院と交渉して退職手続きを代行し、次の日から出勤しなくても良い状態にしてくれるのが退職代行サービスです。

 

 

ハラスメントやいじめがある場合はもちろん、そんなことがなくても、お世話になっただとか、多少なりとも恩義を感じている職場を辞めるのは申し訳ないと思っている方もいるでしょう。

 

 

かといってこのまま我慢して勤務してると自分がつらくなってしまう。自分で退職しますという言う勇気を持てない方、退職金・残っている有給休暇をすべて消化してから辞めたい、未払い残業代はすべて払ってもらいたいと自分で交渉できない方のためのサービスです。

 

看護師を退職するにあたって気になるのものの1つが退職金です。長年勤めてきた看護師への慰労という意味も込めて支払われたりもします。決して定年退職で辞めた場合だけでなく、中途退職や自己都合の退職で辞めた場合も退職金が支払われることがあります。

 

 

そもそも退職金というのは病院独自の規則で支払うことが決められていて、法律上必ず支払わなければいけないというものではありません。従業員の多い病院や施設だと退職金制度があるところも多いです。

 

 

が、少人数の病院・医院・小規模の施設なんかは、そもそも退職金の制度自体がないことも珍しくはありません。なので、現在あなたが働いている病院の規則に退職金・退職一時金・退職年金などの文字があれば、退職金が支払われる、退職金制度があることになります。

 

 

 

 

退職金の金額がどのくらいになるのかについては、病院ごとに計算式が異なってきますので、詳しくはその病院に確認するのが正確な回答になります。基本的には、主に下記の4つの計算式のいずれかで退職金額が決まります。

 

 

 

例：基本給２０万円、勤続年数：５年、固定金：１０万円、功績倍率：１．５の場合

 

計算式その�@：１００万円
計算式その�A：５０万円
計算式その�B：１５０万円

 

 

計算式その�Bが一番退職金が多いということになります。また、自己都合より会社都合の方が高く、看護師長や看護部長などの役職がつくとさらに高くなる計算となります。

 

 

詳しくは病院ごとに計算式が異なりますので、確認してみましょう。そして、一般的に勤続年数によって貰える退職金の平均額は次の通りとなります(あくまで参考額です)。

 

 

 

 

赤十字病院(日赤)看護師の場合だと、定年は62歳とされており、25年以上勤務していれば約50ヶ月分の退職金が貰えるようです。参考までに62歳、看護師長の退職金は2,400万円ほどだそうです。

 

 

また、大学病院で働く看護師の退職金は国立病院だと1,500〜3,000万円ほど(勤続30年以上の場合)。もちろん、正社員・パートなどの雇用形態や年齢、役職などによって金額は変わってきますので、あくまで参考程度にして考えてみて下さい。

 

 

 

看護師を退職する際の挨拶

 

特に決まっているわけではありませんが、職場の人全員に軽く挨拶しておきましょう。大きな病院で全員に挨拶するのは難しい場合は、お世話になった人だけでも良いです。

 

 

手紙だとかみんなの前でスピーチなんて大それたことはしなくても大丈夫です。最終出勤日にお菓子でも買ってみんなに挨拶まわりしながら配っておしまいなんて流れが多いですね。

 

 

逆に、メッセージカードやプレゼントなどの贈り物をもらったり、わざわざ菓子折りを用意してくれる人もいます。業務が終了し引継ぎや保険証、備品の返却、入館証など病院から借りてたものを返し無事退職完了となります。そして、そのまま飲み会へ・・・という流れです。

 

 

 

看護師を退職した後の過ごし方

 

看護師を退職した後、前職とは違う条件で働くため、すぐ転職する方も多いですが、ちょっと期間をあける方が多いです。というのも、退職理由ランキングにも挙げられていますが、看護師で働いていると「まとまった休日」というのが取れません。

 

 

なので、次の病院で働く前に数ヶ月間なにもしないで、引きこもりやニートの状態で過ごすという選択をする人が増えています。人生の夏休みと言ってもいいでしょう。

 

 

失業保険をもらいながらゆっくりと好きなことをして過ごす時間をもって自分の生き方・働き方を見つめなおすのです。旅行に行くのも良し、映画や買い物、友達と連日遊びまくるのも良し、ひたすら遊んでリフレッシュすると良いです。

 

 

 

 

そんなに何もしないで過ごして復職したとき、仕事はあるの？ちゃんと仕事できるの？と心配する人もいると思います。ご心配なく、今のご時世看護師は引く手あまたです。

 

 

どこの病院も人手不足で看護師の求人募集は途絶えることがありません。正社員で働いていたなら、次は単発バイトで働くのも良し、夜勤のない病棟で勤務するのもよいですね。

 

 

職探し自体に苦労することはそうそうないです。ただし、ニート期間が1年以上あると、現場に復帰したとき、仕事についていけなくなる可能性があるのでご注意を。

 

 

医療技術は日々進歩しています。1年以上のブランクがあれば復帰したときにカンを取り戻すのに苦労すると思います。また、転職先の面接で1年以上の空白期間があるけど、その間何してたの？という質問もされると思いますので、きちんと答えられるようにしておきましょう。